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【私の投資手法06】決済期限を見据えた時限式ロスカット

こんにちは。ユウタです!

今回の記事はロスカットがうまくできずに大きな損を出してしまった方や、信用取引は決済期限があるのに本当に利益を出し続けることができるのか?と疑問をお持ちの方に読んでいただきたい内容となっています。

広い価格帯を追うという手法では値段から離された利益を出さないポジションの処理が気になるかと思います。

信用取引で空売りを使う以上、やはりロスカットは避けて通れませんが、ロスカットを迎える前に含み損のポジションを利益に変えてしまう方法があるので、少し難しいですが非常時の対処方法として覚えていただければ幸いです。

私もFX(ドル円)のデッドポジションを消す際は同じテクニックを使っていますので、為替や先物など取引対象に関係なく活用できる”デッドポジションの処理方法”を知っておいて損はありません。

というか損を帳消しにして利益出せるんだからタダで公開していいのか?とツッコミが入りそうですが…。

 


■信用取引には決済期限がありロスカットは避けられない

 

勝率を追求する手法であれば、小額のロスカットの間に大きな利益を取っていき、トータルプラスになればよいという考え方になります。

しかし、初心者の方は心の準備ができていないため少なからずロスカットに対する抵抗感があり、通常とは比較にならない暴騰暴落などの大きな動きが来た時に、損をいつまでに止めるのかを事前に決めておかなければ、冷静な判断ができず予想外の損害を受けることになります。

ですので、価格帯を見て、デッドポジションが増えにくいバランスの取れた取引(プライスセクション)をすることと、損を止める基準を具体的な数字で決める(ストップポジションを活用する)ことが必須ルールであるといえます。

特に、今回用いる信用取引では制度信用を用いるため、決済期限6か月という決まりが存在します。そのため、値動きの大きさや仕掛けた高さによっては元の位置に6か月で戻らないこともよくあるため、相当運がよくない限り、ロスカットは必ず起こります。

 

 

例をあげると、中間圏以下の買いであれば、半年で戻る可能性があり、待っているだけで利益になるか、別のポジションとの組み合わせでプラスマイナス0で手仕舞い可能です。

しかし、最高値圏の場合、半年で中間に戻る値動きの周期では複数ポジションで手仕舞いするためにより大きな値動きが必要となるだけでなく、最安値圏で6か月の決済期限を迎えることもあるため、リスクが最大化されてしまいます。

したがって、最高値で買いを持ってしまった場合は、反対売買のストップポジションをはさんで損失を一定金額で固定し、空いているポジションの利益でトータルプラスにする必要があります。

向こう10年間、運気がいい人なんているはずもないので、運気が下がっても資金を守りきるためのテクニックは必須だと、お気づき頂けるはずです。
 


■決済期限までに利益にならなかったものは複数回に分けて消す

 
 【プライスセクション】【ストップポジション】この2つが使えるようになって初めて機能するのが【時限式ロスカット】です。
時限式ロスカットとは現在地から値段が離れすぎてしまった場合、動きのある場所で利益を重ねて、利益を確保してから損を小分けにして消してゆく方法です。

ロスカットができないと取った利益よりも損のほうが極端に大きくなるため【コツコツ・ドカン】と呼ばれるトータルでマイナス、元本割れの状態になってしまいます。

目先ロスカットが続くと一回当たりの発注枚数が減り、どこかで連続で勝たないといけなくなってしまいます。

しかし、この手法では、今まで【ロスカットで減らし続けてきた元金を真逆の方法で増やす】という発想です。

目先焦ってロスカットするのではなく、決済期限の6か月までに利益になりそうにない状況でのみ、決済期限の2か月前あたりからデッドポジションを外すただの機械的作業として行います。

この【時限式ロスカット】最大の利点は、損失を固定しているポジションの損失を消しながら、【拘束されている2ポジション分の資金を1ポジション分にしてしまう】という部分にあります。これのよって2ポジション使って損失固定にしていたときに空いている3つのポジションで動いていたものが、4ポジションで動けるようになるため、機会損失を避け、利益効率が向上します。

 

 


■ロスカット先送りで得られる複利の効果

 
資金が大きくなっていった場合、2000株以上の時は5%取るたびに1回あたりの発注数を大きくすることができます。

単利だと5%×12カ月で+60%ですが、複利の場合+79%(1.05の12乗は1.79)と、単利に比べて20%ほど利益効率を引き上げることができます。

ただし、利益を取れない月もあることや、逆に利益が伸びる月もあることを考慮すると、実際は単純に狸の皮算用とはいきませんが、半分の10%伸びるだけでも銀行に預けていくよりはマシだといえるでしょう。

枚数が増えることにその効果はとてつもないものになります。

実際FXでは通貨単位が0.01単位(1000通貨)でできるため、1回のエントリーが1.00(10万通貨)となった際は、毎週複利で回転させていきます。

FXで年間利益+500%に到達するのはこの複利の効果によるところが大きいです。
 


■ロスカットになる前に考えるべきこと

 
ロスカットで大きく元金を失ってしまうと取り返すための労力も大きくなります。

同じことを繰り返していては、順調に資産運用ができなくなるため、失敗を必ず振り返る癖をつけましょう。

損が出てしまったことの真逆をやれば利益が増えるということなので、【大きな下げ局面で売りポジションを決済し、買い下がっていった】のであれば、【売りポジションを残して売り増し】すれば利益が出るということです。

トレードは基本上がるか下がるかで世界が変わるので、失敗したパターンの真逆は成功パターンとなっているケースが多く、私もすでにできていて成功したトレードの記録よりも、失敗したトレードの記録ともし真逆の取引をしていたならどうなっていたかというシミュレーションの日記を必ずつけて振り返るようにしています。

ロスカットの原因を考える>

  1. 流れに逆らってポジションをもたなかったか
  2. 不利な価格帯を無理して攻めなかったか(ポジポジ病)
  3. 損失固定をせずに楽観的に取引しなかったか
  4. 損失固定したにもかかわらず目先の利益を取らなかったか

取引を振り返り解決策を徹底する>

  1. 値幅の大小を見る・一方向に上げや下げが続いているときはポジションを取らない
  2. 自分の狙っている値動き以外を無理に追わない
  3. ルールを軽視して感情で取引しない
  4. 損失固定のキャンセルをしない・残るポジションで動く

■本日のおまとめ3カ条

  • 1度にまとめて消すことだけを考えない
  • 制度信用は決済期限6か月、2か月前には計画的にロスカット
  • できるだけロスカットをしないで済むポジションメイクを

今の生活に少しでもモヤモヤしたものがあるのであれば、
リミットある大切な時間を無駄にしないためにも、
今すぐにスタートすることをオススメします!

少しでも投資って楽しそうと思って頂けたら非常に嬉しく思います(^o^)

記事やコンテンツ内容を通して、
投資やトレードに関するご質問・ご相談などがありましたら
お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡頂ければと思います。

それでは改めて、長い文章を最後までお読み頂きありがとうございました。

引き続き私のブログコンテンツをお楽しみください。
 

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6 COMMENTS

サトウ

いきなりロスカットせずに損失固定を作る理由が複利目的だったとは驚きです。
今後も期待しています!

sai.crown

サトウ 様

度々のコメントありがとうございます。

元金が100万あったとして20%減っちゃうと80万、その後80万を20%増やしても96万で元には戻りません。
含み損の増減の影響を受けずにポジション管理をすることで最大限、複利の効果を増える側だけに使っていきます。

今後は、何らかの形で実際に利益を重ねていく様子をお見せしますので、しばしお待ちください~

ミルク

ちょうどあと2ヶ月で期限を迎える高値の買いがあるので、対処方法をまとめていただいて、とても勉強になりました。複数回で利益を取ってなんとか消せるように頑張ってみます。ありがとうございました。

sai.crown

ミルク 様

コメントありがとうございます!
信用取引をされているんですね。下は0円で底が見えますが、売りは青天井なので
上昇局面の空売りを買いの上で打つだけで安定感がでます。

目先の利益に走った経験も繰り返さなければ自然と資産は増えていきますので、
焦らずじっくり行きましょう!

ひろみ

はじめまして。
いつもトレードタイミングが悪く 買えば下がる 売りで入れば上がっていく(汗)
4月に期限が来る高値の買いがあるので
焦ります。
ここで学習させていただきますので よろしくお願い致します。

sai.crown

ひろみ 様
コメントありがとうございます。

戻りを期待してポジションを取るのではなく
戻らなかったことを考えてあらかじめ損の消し方を用意しておく。

正しい考え方を身に付けるきっかけにしていただければ幸いです。

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