こんにちは。ユウタです。
この記事では、投資において情報収集はもちろんですが、手に入れた情報を整理する大切さをお伝えしていきたいと思います。
自分に合っている手法が必ずあるはずだと、様々な書籍を読み、情報商材を買い集めては究極の投資手法を探し続ける人がいますが、その時点で投資に関しての考え方が間違っています。
手法が値動きに合わせて作られた戦略であるならば、多様な値動きをたった一つの戦い方で攻略しようとすることが全く意味のないことだということはお分かりいただけるでしょう。
値動きに合わせて動くということは、相場を客観的に見て公平に検証する必要があります。
そこで最も必要となることが情報の整理>ルールの明文化です。
これまで皆さんに基礎編の記事を見ていただきましたが、そこでの重要事項をまとめつつ、トレードルールを作ってゆく過程をお見せしたいと思います。
■トレードルールの作り方
これまでの【投資の基礎知識】でお伝えした内容のまとめ部分を抜き出してみます。
そうすると、共通している部分や、実際の取引で使用する流れに沿って優先順位が決まります。
■株の仕組みと配当【株基礎01】
- 株とは会社が事業資金を集めるためのもの
- 株主が持つ4つの権利【株主総会・配当金・売却・株主優待】
- 積極取引には窓口ではなくネット証券を活用すること
■株式相場と一日の流れ>値動きと時間帯【株基礎02】
- 朝一番の成り行き発注は避け、動きが落ち着いた後場14:30に成行注文がよい
- PTSは信用取引不可、出来高の少なさがデメリットになるため使わない
- 新興市場は倒産リスクと取引約定リスクがあるため未熟なうちは手を出さない
■株の取引スタイルと保有期間【株基礎03】
- 1つのロジックで4種類の相場すべてには対応できない
- 利益ばかりを追うのではなくお金と時間のバランスを考えて取引スタイルを選ぶ
- スイングとデイトレの使い分けで利率向上が可能
■株の暴落を利益に変えるには【株基礎04】
- 無計画なナンピン買い下がりは状況を悪化させるだけ
- どんなに安全と言われている銘柄でも暴落への対処方法は忘れない
- 株価の波を効率よく利益に変えるには空売りをうまく使う
■株を初心者にすすめる理由~FXと仮想通貨のリスク【株基礎05】
- 情報商材は理想と現実の違いを見極める必要がある
- 仮想通貨は初期のFX同様値動きが荒くリスクが高い
- 回帰に時間のかかるFXは待てない初心者が手を出すものではない
■株取引におけるトレンドラインの使い方〜初心者でもわかる相場の流れ【株基礎06】
- 方向感は3種類【上昇トレンド】【ボックス】【下降トレンド】
- トレンド以外に【上値抵抗線】【下値支持線】【切れのいい価格】も見る
- 方向感と年間最大変動幅を見ることで優位性のある取引が可能
■株は資金管理がすべて~プロの取引は分割売買【株基礎07】
- 予想が外れることを前提として1銘柄の値動きを追う
- 1銘柄の値動きの癖を追いながら資金を分けて管理する
- >小額から資産を築くには集中投資
これまでの記事から抜き出した重要事項をさらにまとめてみると…。
時間を使わずに経済的自由を手にする前提条件
- ネット証券を活用して1日1回隙間時間で成り行き注文
- 倒産リスクの少ない東証一部上場の銘柄
- 値動きの値幅に合わせてスイング戦略とデイトレ戦略を使い分け
- 信用取引の空売りをうまく活用することで下げも取る
- 値動きの大小を見極め対応できない値動きには手を出さない
- トレンドラインの向きに沿ってポジションを持ち、節目の値段を意識する
- 予想が外れることを前提として1銘柄に絞って資金管理をする
となります。
これを共通する項目ごとに、さらにまとめて実践に入るまでの準備項目を抜き出します。
それが、あなたが具体的に行う作業手順となります。
資産を築くための作業手順
- 銘柄選定>
倒産リスクの少ない東証一部上場の銘柄で信用取引(信用買・信用売)のできる銘柄で6か月の周期で戻りやすいものを選ぶ - 資金管理(分割数の決定)>
資金を変動幅にあわせて分割し、信用取引で1銘柄の値動きの上げ下げを取る - 値動きと戦術>
ボラティリティ・トレンドの向き・節目の値段の3つを基準として、伸ばしてとるスイングと小動き積極決済のデイトレを使い分ける。 - 発注>
1日1回の取引で値動きの落ち着いた14:30に成り行きで取引する。
このように大まかな流れで統一感が出てきます。
銘柄選定と取引に時間を取られず、暴落にもおびえることなく、精神的な解放感を持ちつつ相場に向き合うことで経済的時間的な自由を目指す土台ができるというわけです。
この手法を作るという工程には、テスト運用(テストトレード)が必要となります。
過去の終値などデータを活用して長い期間の値動きに通用するのか、含み損がどのように増減し、利益は月当たりどの程度出るのか事前に知っておくことで、より値動きに合わせた取引計画を立てることができます。
自分に合った手法を探して、自分にはこれがあっていると思い込みの状態で市場に参入すると、遭遇したことのない値動きで判断を間違い、取り返しのつかないケースになることが、ほとんどだと感じています。
かつて、私も準備不足でFXポンド円でマイナス300万の強制ロスカットを受けた経験があります。
その当時は受け入れられる損失ではありませんでしたが、自分の取引を見直し、再び相場と向き合う覚悟を持ちました。
その後、息子の誕生日に取引アプリの誤作動でマイナス135万を経験したこともありますが、想定できる範囲の損失だったためあまり気にしませんでしたし、すぐに元に戻る自信があったからこそブログでは公開を続け、損失をひっくり返す工程も見せてきました。
それは訓練をしていつも真剣に取り組んできた結果がそのまま出ただけだと思います。
この大切なシミュレーションの仕方と自身の取引の振り返り方を教えてくれるノウハウ本はなかなかなくて、出会うまでに時間がかかりました。
アウトプットの練習をして成果を出していくこと、また、本を読んだ程度では経験値は身につかないということ。それに気が付いている人しか生き残ることはできません。
大半の人が先の見えない迷路をさまよい、このことに気が付く前にあきらめてしまうか、資金をなくして退場してしまうのです。
手法編では、勝てる技を身に付けるために実践の中で培ってきたテクニックと、実際にどのようにして利益を積み重ねていくのか、あなたができるようになるまで過程を記していますので、メルマガ登録をして最短で勝ち組になる手法を身に付けてください。
ここまで長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
また、次回手法編でお会いしましょう!
今回の内容は、本当に無駄の無いエキスの塊のようですね。
ユウタ氏の苦い経験も敢えて晒していただき、きっと共感して
もらえるだろうと安心感が生まれますよ!
ここまで培って来られた手法を、学びつつも
いよいよ次の段階で実際に使っていくのかと思うと、、
ドキドキしながらも、ワクワクが勝るかしら⁉︎
来年のメルマガ配信が凄く楽しみで〜す!
KIKUKO 様
コメントありがとうございます。
手法編ではこれをさらにまとめて、実際にどう利益を上げるのかお見せしますので、楽しみにしていてください!
分かってしまうと単純作業を繰り返すだけの地味な作業です。
ロスカットをなぜ躊躇するかというと、
確実にリカバリー出来るかどうかが、わからないからだと思います。また最安値で買い、最高値で売ることに拘るのは、儲けるチャンスがわかっていないからだと思います。
しかし勝てる手法が実について、確実に利益が積み上げられるのであれば、毎日がチャンスみたいなものですから、メンタルに影響されずにトレードができると思います。
メルマガが非常に楽しみです。期待しています。
トーマス 様
コメントありがとうございます。
最安値から最高値まで持ち越すよりも実は毎日の値動きの幅を取っていったほうが利益が残ります。
それに気が付いている時点で、上がっても下がってもどちらでもよい取引ができるため、
上がってほしい、下がってほしいといった感情がなくなってくるので結果もついてきやすいです。
はじめまして。全くの初心者です。
卑近な例ですが、もしソシャゲで、廃オンや、重課金をしないで、1日数回のログインで楽しめて、結果も出せるものがあるなら、ライトユーザーも増えて、ヒット間違いなしですよね。
ユウタさんのブログを拝読すると、株取り引きでも同じようなことができる気がして、とても興味を持ちました。
狂人CO 様
コメントありがとうございます。
実際のお金が入っているとどうしてもリスクを許容できなくなってしまうので、
最初は数字だけで判断するゲームだと思うと素直に取り組めるようになりますよ~