こんにちは、ユウタです。
この記事では、株取引を始める前に知っておいてほしい株の存在意義と仕組みを紹介させていただきます。
大多数の人が学校を卒業した後は社会人として自立して衣食住をするわけですが、その柱となるのがお金です。
お金を稼ぐためには “株式会社”で労働の対価として報酬“お金”受け取るわけですが、そもそもなんで株式会社って存在しているんだ?と考えることはまれでしょう。
現代社会は世界規模で資本主義が浸透し、流通の道具として貨幣が発展してきました。
しかし、お金を回して増やす仕組みとして株式会社を設立し、証券取引所で上場して会社そのものを売ってお金を稼ぐ。と最初からプランを持っている人はごく稀です。
それは義務教育では教えてくれない不都合な真実なのですから~。
ですので、株が儲かる!という話はよく聞くけど、『実はよく知らない』という方がいるのは当然のことです。
株式投資に参加したくても、『どこでどうやって買えばいい?』『株ってそもそも何?いまさら聞けない…。』そんな疑問を抱えているあなたのために最速で株の話をしたいと思います。
■株とは会社が資金を集めるために発行するもの
株とは正式には『株式』と呼び、会社が事業拡大を目的として資金調達をするために発行する証明書のことを指します。
まず、事業を始めるためには投資家を募り、まとまった資金を集めます。
その対価として出資してくれた投資家へのお返しに『株式』という証明書を発行します。
この資金提供者を『株主』と呼び、株を買うことで会社経営に携わるオーナーの仲間となるわけです。
■株主が持つ4つの権利>配当・優待が人気
株を購入して得られる株主の権利には以下の4つがあります。
A)株主総会への参加権
株主総会とは会社の方針や経営にかかわる重要事項の決定を行う最高機関のことで、株主氏はそこで議決権を得て会社の意思決定に参加することができます。
議決権の大きさは保有している株数の多さに応じて決定し、企業のかじ取りをする経営陣に対して口出しをすることができます。
※業績が悪化した場合の責任は【株主有限責任の原則】により軽減されます。
B)配当金の受取り
会社が利益を出した時、その一部を株主に『配当金(インカムゲイン)』という形で還元します。
会社が配当を実施している間は、継続して配当金を受け取ることができます。
銀行の預金が低金利の時代に年利5%を超える配当を受け取ることができるため、預金よりもよっぽど効率の良い資産形成ができます。
C)株を売却する権利
自分が購入した株がもともと買った価格より高くなっていれば、保有している株式を他人へ売却して儲けを出すことができます。
これを『売却益(キャピタルゲイン)』と呼びます。
配当で入ってくる金額よりも、価格変動によって生じる売却益のほうが大きいため、株で儲けようとした場合の最も一般的な方法と言えます。
しかし、その逆もあって株価が保有値よりも低かった場合は決済すると損が出てしまうため、通称“塩漬け”と呼ばれる含み損を抱えたまま保有する状態になります。
D)株主優待をもらう権利
『自社製品』か『自社サービス割引券』など、お金以外でかつその会社特有の価値を株主に還元するのが株主優待です。
株主優待目当てで投資する場合は、自分の生活に関係あるサービスなど身近なものを狙うといいでしょう。
■株取引を円滑にする証券取引所の役割
株は、企業から直接買えるわけではなく、証券取引所を通じて、他の株主が売りに出している株を購入することが最も一般的と言えます。
所有している株を売却する際も、同様に証券取引所を通すことになります。
2006年から個人投資家向けモバイル端末での取引が盛んになったこともあり、現在ではネット証券を仲介した株式の売買が主流となりました。
証券会社店頭での窓口取引は手数料が高いため、長期投資など配当目的でない限りはあまりお勧めしません。
証券取引所に多くの人と株が集まることで流動性が生まれ、活発な取引が生まれやすくなるとともに、需給バランスが取れ適正価格で安定推移しやすい。というメリットもあります。
■取引には手数料が必要~証券会社比較
株を始めた当初は早く利益が欲しいと画面に張り付きますが、それが薄利決済の原因になっていると気づくまでにはやはり時間がかかります。
実際、勝っているトレーダーはどのくらいの取引頻度か気になるかと思いますが、年率50%を達成するのに必要なトレード回数は240営業日中、60日程度です。
つまり、4日に1回しか動かない計算になるので思ったほど取引していないのがわかります。
下に証券会社ごとの手数料を比較してみました。
証券会社 | 手数料 【50万】 | 手数料 【100万】 | 手数料 【300万】 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 270円 | 525円 | 994円 | 開設数・使いやすさ |
楽天証券 | 270円 | 525円 | 994円 | 投資情報量No.1 |
カブドットコム証券 | 270円 | 1,069円 | 3,013円 | 銘柄検索機能 |
岡三オンライン証券 | 378円 | 648円 | 1,620円 | トレードツール機能 |
松井証券 | 540円 | 1,080円 | 3,240円 | チャートソフト |
GMOクリック証券 | 260円 | 470円 | 900円 | 手数料安い |
マネックス証券 | 486円 | 1,080円 | 3,240円 | 米国株式 |
ライブスター証券 | 194円 | 367円 | 648円 | 手数料最安・開設基準が厳しい |
DMM株 | 194円 | 367円 | 648円 | 手数料最安 |
ですので、元本100万に対して525円×取引回数60回だと31,500円(元本の3.15%の手数料)程の費用がかかります。
窓口取引では1回あたりの取引手数料がネット証券の約4倍かかるので注意してください。
■本日のおまとめ3カ条
- 株とは会社が事業資金を集めるためのもの
- 株主が持つ4つの権利【株主総会・配当金・売却・株主優待】
- 積極取引には窓口ではなくネット証券を活用すること
今の生活に少しでもモヤモヤしたものがあるのであれば、リミットある大切な時間を無駄にしないためにも、今スタートすることをオススメします!
少しでも投資って楽しそうと思って頂けたら非常に嬉しく思います(^o^)
記事やコンテンツ内容を通して、投資やトレードに関するご質問・ご相談などがありましたらお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡頂ければと思います。
それでは改めて、長い文章を最後までお読み頂きありがとうございました。
引き続き私のブログコンテンツをお楽しみください。
どのサイトも似たようなことが書かれてていますが、株を始めたばかりの私にはちょうどいいです。