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【完全版・トレーダー必見!】『マーケットの魔術師 』~投資で勝つ23の教え~ を実践した結果

こんにちは!ユウタです。

今回の記事では2014年に僕がトレードを学び始めた際に購入し、今でも、自分のトレードを振り返る際に読んでいる良書『マーケットの魔術師』
これを簡易的にまとめたエッセンシャル版の書評をしていきたいと思います。

やはり、勝てるようになって自分のレベルが向上してくると、先人たちの偉大な言葉が拾えるようになってきます。

2014年に初めて暴落を経験し、失意の中にあったユウタを救ってくれたこの本も、今読み返すと、過去と解釈の仕方が変わってきているなと実感します。

これは経験値を積み重ねたことにより判断基準が磨かれ、投資で資金を増やすことの本質がわかるようになってきたことによるものだと感じています。

皆さんも今回の記事を読んで、今現在、自分ができていない部分を発掘するいい機会にしてみてください。

それでは重要部分をまとめつつ僕の経験談も交えて解説していきたいと思います。


マーケットの魔術師・投資で勝つ23の教え【エッセンシャル版】Jack D. Schwager著

 

名著「マーケットの魔術師」のエッセンシャル版。

原著は、非常にボリュームがありますが、この本はよくまとまっていて、読みやすいです。

資金管理やメンタルについて学べるので、読み返すほどに得られるものも増える良書です。

参考 『マーケットの魔術師 』の重要ポイントを本気でまとめたNEVERまとめ 参考 マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣読書メーター

01.失敗は予測できない

 

■成功者も最初は失敗している

メジャーリーガーであるボブ・ギブソン。初めての試合でホームランを浴び、次の回にも続けてホームランを与えた。
始まりは最悪なものだったが、その後は殿堂入りし球史に残る大投手となる。
【251勝・3117奪三振・防御率2.91】
【サイヤング賞2回・ワールドシリーズMVP2回・オールスターゲーム9回】
 

■最初に失敗しても、継続することが大事

大成功を収めたトレーダーの多くが、キャリアのどこかで『完璧なまでの失敗』を経験している。
マイケルマーカスは大学在学時にアドバイザーからの誘いで商品先物に手を出すが、資金が枯渇。
その後何度も資金を飛ばすが、『やり続けるのだ』という信念があった。
失敗の経験が糧となり、3万ドルの資金を10年間で、8,000万ドルに増やすまで至った。
 

■慎重なワンロット(1単位)戦略を徹底する

トレーダーのトニー・サリバは5万ドルのオプション取引をする。
初めの2週間で7万5千ドルにまで増えたが、たまたまボラティリティの高い時期で
高値掴みしていたことを知らなかった。
その後、風向き(トレンド)が真逆になり5万ドルを1万5千ドルにまで減らしてしまう。
このままではまずいと考えたトニーは経験豊富なブローカーに師事し、【短期間に大きく稼ぐのではなく、安定的にまずまずの利益を得る】大切さを知った。
後にテレダイン社でトレーダーとして活躍するが、取引サイズが資金に対してワンロット【1単位】と小さいためからかわれたが、自分の手法を貫き、70カ月連続で10万ドルの利益を達成する。
 

■2つの重要な教訓

①失敗は絶対に予測できないこと
 トレーディング初心者は小額から必ずスタートすること
②成功には粘り強さが有効である
 先に紹介したような大きな失敗をすると普通は【諦めて他に目を向け始める】。
 粘り強く続けなかったら偉大なトレーダーたちのように自分の可能性を見つけることはない。
 

失敗は成功の種
ユウタも20歳に先物取引で大成功をして、資金を短期間に2倍にしましたが、
その後26歳の時に原油先物で暴落を経験し、大きく資金を失いました。
しかし、その時に負けず嫌いだったため、何とかしたいと考え、資金を一部だけロスカットしてリカバリーに成功。
その後は資金分割の重要性を学び、【上がっても下がっても動き続けられる取引】を実践し続け、年率700%を超すまでに至りました。
【失敗は成功の種】だと日々言い聞かせながらいまだに腕を磨き続けています。
※年率700%はやりすぎです。年利50%で10年運用し50倍がちょうどいい※

02.絶対的な法則を探してはいけない

 

■最初に重要でない事柄を把握する

初心者が成功に必要だと考えることは的外れが多い。
価格の動きを解き明かし、値動きを予測するシステムを作ろうとするが、成功の秘訣ではない。
トレーディングの成功がある特定の理想的な手法とリンクしているというのは全くの誤解である。
 

■ジム・ロジャーズ【ファンダメンタル分析】

ジム・ロジャーズはポジションを長期保有するため自分はトレーダーではなく投資家だという。
彼の特徴は対局を眺めて大きなトレンドをつかむ部分にある。
この際は、ファンダメンタル分析を用いてテクニカル分析を露骨にバカにしていた。
 

■マーティ・シュワルツ【テクニカル分析】

4万ドルで始めた口座を2000万ドルにまで増やしたマーティ・シュワルツ。
彼はただの1度も3%以上の残高減少をしたことがない。
『私はファンダメンタル分析を9年していたが、勝てるようになったのはテクニカル分析を始めてからだ』
ロジャーズとは真逆の意見である。
 

■かけ離れた見方から得られるもの

2人の投資家の真逆の意見から得られるものは、
『マーケットにはこれだけが正しいという道はない』ということである。
唯一の答えを求める人は、そもそも質問の仕方を間違えている。
 

師匠の発言が取引の支障…。
ユウタも分割売買を習い始めたころ、師匠と相場観について議論を交わしたことがあります。
ユウタ:『先生、僕のプライスセクションではそろそろ売りを仕込み時だと思うんですが。』
師匠:『え。今うちは売り手仕舞いして買い方だけで取引してるよ。』
それを聞いたユウタは慌てて売りを手仕舞いし、師匠が言ったとおりのポジションにした。
しかし、週明けからドル円がすぐに下げ、113円から108円まで5円幅の下落となった。
師匠:『うわー。やっぱ外れたか。ソッコー売り持ったからいいか。』
ユウタ:『先週と言ってること変わってるぜ(*´▽`*)b ※含み損-100万円増えました※』
それ以来、師匠の言うことは僕の取引に支障をきたすと判断し、値動きの大小と連続性だけを見る、一種のテクニカル分析を採用するようになってから勝率が安定し始めた。
師匠は予想が外れてもコンパクトに利益を取り続ける取引。
僕はチャンス時だけ利益が伸びてそこからリスクを取りに行く取引。
同じ資金管理手法でも利益の取り方の好みで正解が変わるということを学びました。

03.自分に合った手法を使う

 

■自分の個性に合った手法から離れてしまうヒト

トレーディングで成功している人は『自分に合った手法を見つけている』ということだ。
得意な部分があるのに手法に合わせようとしすぎて無理をしていると、複雑になりすぎて無駄な時間を費やしてしまうことが多い。
 

■次々トレードするポール・チューダー・ジョーンズ

5年連続で3桁越え(ほぼ100%以上)のリターンを出したポール・チューダー・ジョーンズ。
プロテニス選手が打球をガンガン打ち返す如く短いスパンで注文を入れ続けた。
 

■じっくり調査してからのギル・ブレイク

12年間の平均リターンが年利45%で最低でも年利24%以上出していたギル・ブレイク。
データ収集で、ファンドの価格に一定のパターンがあることを発見する。
マーケットは毎日都合よく動かないから、長期にわたって利益を目指すことにした。
 

■ポールとギル、二人の違い

短期があっていたポールと長期があっていたギル。それぞれに習慣があった。
『私のやり方をあなたに教えてもうまくいかないだろう。
私にまとわりつき観察していれば、何か役立つやり方を見つけるかもしれない。
しかし、自分は違う方法でやりたいと思うこともたくさんあるはずだ。』
 

■システムトレードがうまくいかない理由

どんな戦略を使っても値動きが変わる時期があるから、値幅を基準に構成されるシステムトレードでも、変化に対応するには人間の裁量が必要となる。
システムが初めて機能しない時期に遭遇すると、どういった仕組みで動いているか利用者はわからないため、自信が持てずに不安になり、いずれ取引をやめてしまう。
うまくいかない時期を経験したシステムの特異な値動きが来ても、もう使うことはないだろう。
 

経済的自由をもたらす手法
2014年、年利80%を達成していたにも関わらす、比較対象がいないせいで『僕は初心者だ!』と意気込んで勉強していたユウタは、
向う3年にわたって、株・日経225先物・FX(ドル円・ポンド円)と様々な値動きに対して、最大パフォーマンスを出す手法を考えていました。
結果ドル円が一番自分に合っていて、将来的な資金増加にも対応しやすい為替市場へと移ったわけですが、
完成した型が『15分に1回端末を見て発注を出し、1日50回取引』。1カ月で手仕舞いベースで月利270%出すことができましたが、精神的に休まる暇がありませんでした。
短期のスキャルピングも長期目線でのスイングトレードもどちらもこなせますが、短期売買ではお金は増えても時間に拘束されると経験しました。
経済的自由とは、お金の自由と時間の自由とのバランスなので、資金がある程度増えた今はスイング中心の取引にスタイルを変えています。
※現在では1カ月の取引時間が1時間を超えることはありません。※

04.投資では優位性が必要

 

■資金を上手に管理するだけでは不十分

資金管理だけでひどいシステムでも勝てるというのならカジノでその資金管理法を試すといい。
ルーレットで勝つ確率はダブルゼロを含むと47.37%であるため、勝負回数が増えることに必ず資金は減る。
損失を軽減し、資産を守り切れるのは自分が優位な時だけだ。
 

■優位性だけでも不十分である

利益を上げるには優位性を持ったうえで資金管理をしっかりやること
 

いつ買ってもいつ売ってもいい?
分割売買を学び始めた当初、カラ売りが楽しくて同じ値段で売りと買いを両方持つ『両建て』をよく使っていた。
しかし、それが最安値や最高値付近から始まると、必ずと言っていいほど利益を取れずに残ったポジションが強烈な含み損を出す。
利益が出てる側を決済した以上に含み損が増えてしまうのである。
例を出すと両建てをして下がったので、カラ売りを決済して買いが残る。
これを繰り返すとあら不思議。
買いポジションの塊ができて、含み損を抱え身動きが取れない。
結論。
いつ売ってもいつ買ってもよくないし、含み益のある有利な時以外は両建てを使わない。

05.ハードワークでなければ投資では成功しない

 

■優れたトレーダーは準備を徹底する

優れたトレーダーの大部分がワーカホリックであるということ。
※病的に休む間もなく相場分析やトレーニングをする※
 

■投資以外でも活躍するデビット・ショー

投資会社を設立したデビット・ショーは、トレーディングだけでなく、
オンライン決済の会社や、バイオベンチャーまで手掛けていた。
教育工学委員会の議長にも就任。
 

■1日20時間トレードをするジョン・ベンダー

複利ベースで年33%以上のリターンを生み出したジョン・ベンダー。
最大でも-6%の損失しか出さず、最高269%のリターンを生み出している。
ヨーロッパのマーケットから立て続けに20時間トレードをこなしていた。
 

■投資に潜むパラドックス(逆説)

トレードは『簡単に大儲けできそう』だから関心を持つものは多い。
脳外科手術の本を買って週明けにすぐやってみようとなる人間はいない。
ところが投資でだけは『付け焼刃の手法』がプロ相手に通用すると考えてしまう人が実に多い。
トレードの場合、上がるか下がるか50%なので、たまたま連勝してしまうことがある。
これを自分の判断能力が優れていると過信し、素人トレーダーが勘違いをする。
トレードでだけ表面的にかつ短期的な成功があるから皆惑わされるのだろう。
 

ビギナーズラックがもたらすもの
投資を始めると必ずと言っていいほど早い段階で、歓喜と落胆を経験します。
多くの初心者の取引では持っている資金を一度に賭ける『丁半博打』。
それは売っている本に資金管理法について明記した書籍が少ないためです。
連勝したときは早く大きく資金が増えていきますが、資金が大きい状態で連敗をすると、取った利益よりも多くの損が出ます。
そこから冷静な判断ができなくなり、負けを早く取り返そうと追加資金を入れてさらに無理な取引をしたり、精神的に不安定な日々を過ごすことになります。
誰しも必ず経験する”最高潮からの転落”を乗り越えられるかが、最初の壁だといえます。

06.楽にできるのがよいトレーディング

 

■がんばるのは準備・調査の段階

トレードは準備と実際の2段階に分かれ、準備にはハードワークが必要だが、実際の取引プロセスは楽にできる。
普段全く走っていない人が1マイル(1.6キロ)を10分で走るのと世界的マラソンランナーが同じ1マイルを5分以下で走るのはどちらが楽だろうか。
世界的ランナーは何年もの間ハードワークを続けてきたからできることで、楽に走っているときがベストのレースである。
トレーディングのハードワークで大きく違うのは、
【マーケットと波長が合ってないときに頑張ると事態が悪化する】という部分にある。
負けているときの解決策はハードワークではない。
 

■『禅』とトレーディングの関係

『弓と禅』と呼ばれる本の中にある一節。
大切なのは矢が自分で飛んでいくようにすることを学ぶことです。
無理やり仕向けたり、強い力をかけたり、困難な中をあえて進むこと、
これはトレーディングでは間違いです。
完璧なトレーディングとは努力を必要としなくなったもの。
 

練習は本番のように・本番は練習のように
ある経営者の方からユウタがいただいた言葉で、自分が勝ち組トレーダーを目指していたころに心に一番響いた言葉でもあります。
練習以上の成果を出そうと思って変に意識して方の力が入るから失敗する。
練習の時に本気を出して、本番こそ自然体でやるべきという意味です。
ユウタはテストトレード(仮想訓練)で年率150%ぐらい出るところまで検証してから、実際のトレードでは約半分の80%位が精神的にも安定していいなという考えに至りました。
本番は練習の半分くらいでもいいやと【足るを知る】ことで無理なく欲のコントロールができるから当然の結果がついてきます。

07.最悪な時と最高な時にどう対処すべきか

 

■すべてがうまくいかないときは…取引量を下げるかやめる

①取引サイズを小さくする
②取引をやめる
負けが続いた時の最良の方法はさらに頑張ることではなく、それとは正反対に取引をやめることだ。
 

■うまくいきすぎているときも取引量を下げる

負けの連続とは正反対に、すべてがうまくいくこともある。
経験的に大きな損失はいつも大きな勝ちの後に来る。
勝ちが続くと、自己満足になるため不用意な取引が増加するからだ。
 

対処法を持たなければ勝ち続けることはできない
勝っている間は資金は増え続けますが、総資金が増えるということは1回あたりに使う資金も
必然と増えるため、資金規模に比例してリスクも増加するといえます。
ですので値動きと自分の利益の取り方が一致しないなと感じた時期は
相場にポジションを入れることなく休むことも必要です。
さらには現在地から離れてしまって、利益決済のできないポジションを
どうやって消すのか、その方法を持つべきだと考えています。
ユウタは元金が増えてからは1年の中でチャンスが来た3~6か月の間でまとめて利益を回収し、
残りの半年はレース観戦や相場でミスをした方の救済活動をしています。

08.投資(資産形成)のリスクマネジメント

 

■銘柄選択よりも資金管理が大切

トレード初心者の多くは儲かりそうな銘柄探しに注力し、その特徴をつかむことに全力を注ぐが、
勝っているトレーダーの多くは銘柄を決めてからその値動きに合わせてリスクマネジメントをする。
 

■アンクルポイント(出口戦略)とコフナーの教え

ポジションを取るとき、自分にとって痛みが大きくなり耐えられなくなるポイント(アンクルポイント)をあらかじめ知っておくべき。『入る前にどこで出るかを決めておくべきである』
 

■細かくストップ注文(逆指値)ばかりしていては儲けられない

短期的すぎる戦略では、日中に動きうるごくわずかな注文で逆指値のストップ注文が入る。
お金を失う恐怖のあまり、お金を減らす行為である『ロスカットを』必要以上にしてしまう。
ストップが近すぎるとロスカット回数が増え、遠すぎても損が大きくなりすぎるため、値動きに対して適切な位置がある。
 

■オプション取引でのリスク管理法

ストップ注文の代わりにインザマネーのオプションが防衛手段として役立つ
 

■利益が積みあがった時だけリスクを取る

最初は慎重な行動が必要ではあるが、有利なぼじしょんが保有できた時はその利益を含み損に耐える資金として活用できるため、資金の保全と同時により大きなリスクを取ることができる。
ブルークレストのリスクマネジメント手法
 

■間違えたらすぐに退出する

ゲームは常に勝てるものではなく、最高のトレーダーでも勝率63%程度である。
負けるとこの損失はできるだけ小さくし、勝つときの利益を大きくすることを考えるべき。
 

■100%の結果を求めると100%間違える

自分のポジションが利益を出しているが手仕舞いした後にさらに利益を出してしまうケースもある。
その時は持っている利益ポジションの半分だけを利益確定する。
 

■大きな損失をすると勝てるチャンスを逃す

大きな損失を出すと、その結果に加えて精神的なダメージももたらすことになる。
 

■全財産の1%以上のリスクは取らない

大きなダメージを追わないように一つの取引で総資金の1%までならリスクを許容してよい。
値動きの大きさに合わせて必ず【厳格な損失の上限】を設ける。
 

ユウタのルールの照らし合わせてみる
上記項目に対しては明確なルールを作っています。
やっていることの本質は世界的な投資家さんと何ら変わりなく、抜かりなく行っています。

■銘柄選択よりも資金管理が大切
>半年間で30%程度動く銘柄では同一方向(買い同士、売り同士)のポジション間隔を5%開ける

■アンクルポイント(出口戦略)とコフナーの教え
>エントリーしたら株価のー10%までに損失固定。値段を先に計算しておく

■細かくストップ注文(逆指値)ばかりしていては儲けられない
>損を止めるのは中心価格より最も不利なポジションだけでよい

■利益が積みあがった時だけリスクを取る
>損の出ている側ではなく、利益の乗っている側へポジションを増やす。

■間違えたらすぐに退出する
>発注ミスをした場合はすぐに同数の反対売買をぶつけ損失固定。利益になってくれとは思わないようにする

■100%の結果を求めると100%間違える
>結果論で考えると予想を当てようとする取引になるので80点目指しましょう

■大きな損失をすると勝てるチャンスを逃す
>高値買いが複数含み損を出していると利益の出やすいチャンスゾーンで仕掛ける資金が足りなくなる

■全財産の1%以上のリスクは取らない
>デイトレではなく、原則ロスカットを先送りにするスイングトレードのため、年利60%ペースに対して含み損はー15%と、利益4:含み損1の比率を維持する


09.どんな時も自制心を忘れずに

 

■面白いエピソードから自制心を学ぶ

マーケットの魔術師と呼ばれる実力あるトレーダーたちがそろって口にするのが、メンタル【自制心】の話である。
 

■『忘れる』ことができない人はトレードに向かない

外国為替取引が生まれた時代にトレードを始めたランディ・マッケイ氏。
マーケットで負けるとすぐに抜け出す。どのマーケットかは関係なく。
一度やられた直後は、うまくいってる時よりも客観的な判断ができなくなるからだ。
【様子を見るために待つ】ことをしすぎないためにルールを設けていて、
ポジションを持っているときは不安になるが、
手仕舞いしたらすぐに忘れる。
過去の結果に引っ張られている状態では客観的な判断は不可能である。
 

■一瞬の気のゆるみでも大損を被る

マッケイはある日の取引で、予測通りに価格が動き、
値動きも好調だったためポジションを追加してリスクを取った。
その後、画面を見ていないときに急落が来て、
含み益を出していたポジションはすべて含み損に代わっていた。
そこで人は『何かの間違いだ。』と現実逃避を図る。
下落対する答えを準備していなかったマッケイは、事態がさらに悪化して700万ドルの損を被った。
 

最大の損失:誤発注で300万失う
4年前の話になりますが、
当時ユウタは、ドル円とポンド円の2つの取引をしていました。
お酒を飲みながらゆっくり注文を出したはずだったのですが、
ポンド円の注文をあろうことかドル円の口座で間違って発注。
ストップの入っていないポンドの口座が夜中に飛びマイナス150万円の強制ロスカット。
さらに拍車をかけるように、1時間後にドル口座のポンドストップが入り、反転してそちらも強制ロスカットになり。
翌朝画面を確認したときは『まだ夢か』と思い二度寝しました。
その元金はもともと愛車Z4を売って作った資金だったので、心が折れそうになり、
会社までどうやって行って仕事をしたのかはっきり覚えていません。

※今ではすべて資金回収して高い授業料だったなといい思い出になってます。※


10.自分で『決断』しなければ勝てない

 

■成功するトレーダーは自分で決める

マイケル・マーカスの言葉で、
『進む道は自分で決めなくてはいけない。他人のスタイルのいいところだけ取り入れようとすると、自分とその人の悪い部分が重なった結果に終わることが多い。』
 

■私自身の失敗談義

ターゲットとする値動きが違えば、狙う時間軸も利益の取り方も変わってくる。
人のアドバイスや意見を聞くことは、自分のトレーディングに迷いを生み、害をもたらすことが度々ある。
自分よりも過去に実績のある人の意見を聞いてしまったために、うまくいっている自分の戦略をがらりと変えてしまうことがある。
 

■あのトレーダーはどうしていたか

大切なことは、どんなに腕がよくても『他人の意見』に耳を傾けすぎると、一貫性を失い、間違いなくひどい結果に終わる。
 


11.成功するトレーダー共通・自信のありかた

 

■実績あるトレーダーは自分に自信を持っている

彼らトレーダー自身が自分の資金の大部分を自らのファンドに投資している。
他の人が聞くとハイリスクのように感じるのだが、自分の手法と運用能力に絶対の自信があるからこその行動である。
 

■自信を図る簡単な方法

トレーダーとして成功する域に達している者は自分自身が自覚しているということだ。
 


12.負けもゲームの一部

 

■途中で負けることは気にしない

長期的に勝てるとわかっている手法は短期的には勝ち負けを繰り返し、資金が増えていくトレードとなる。
負けを受け入れることは取引を続けていくことの過程だと考え、必要経費だと思わなくてはいけない。
 

■負け続けるトレーダーの言い訳

負けるとレーダーは『勝ち負けイーブンになったら取引を終わらせる』という。
自分は間違っていないとプライドを保とうとするから、損失を回避しようとしてやることが負けを引き寄せる。
 

■トレーダー診断・4つのタイプ

・勝つトレーダーと負けるトレーダー
・よいトレーダーと悪いトレーダー
・よいトレーダー :受け入れられるリスクを許容して、繰り返していれば利益を上げられる手法に従っている

トレーディングは確立と期待値の問題なので個々の取引の良し悪しは問題ではない。
一方で、ギャンブルとして行った取引は、目先勝ったとしても、繰り返すほどに資金が減るリスクが増えるのであれば悪い取引だといえる。
 

■進んで負けを受け容れる

今回は負けてもいいと思えなければ、勝てない。
 


13.トレードしないで我慢する

 

■チャンスがないとき取引をせず我慢することが大事

 

■我慢の達人

 

■よくわからないものは見送る

 

■大損失を避けることができる我慢強さ

 

■トレーディングには中毒性がある

 

■勝つ回数(勝率)を追及してはいけない

 


14.トレーダーは忠実であってはならない

 

■忠実さ『頭が固い』と失敗する

 

■間違いはマーケットが結果で示してくれる

 

■間違いを見極め方向転換する

 

■気が付いたら迷わず行動せよ

 

■過去最悪の失敗を乗り越える

 

■悪いアイデアを良い取引に変える

 

■人に自慢すると考えを変えられなくなる

 


15.取引金額を急激に大きくしてはいけない

 

■投入資金の大きさによって負けを勝ちにしてしまう

 

■大きすぎる取引の危険性

 

■欲の深いトレーダーは必ず失敗する

 

■確信や優位性があるときはあえてアクセルを踏んでみる

 

■ボラティリティと取引規模の関係

 

■相関関係と取引サイズ

 


16.気分がよくなる投資はしない

 

■平均以上の成績を上げる”サル”

 

■無知識の好き嫌いが投資成果に影響する

 

■行動経済学から見たトレードのひずみ

 

■感情はコンピューター取引にも影響を与える

 

■人間の持つ生まれつきの欠陥を意識しよう

 


17.トレードから感情を切り離す

 

■本当の成功者は興奮しない

 

■興奮や熱狂は高くつく

 

■勝たなくてはと思った瞬間から勝てない

 

■衝動的な取引は大損失をもたらす

 

■感情で投資戦略を変えてはいけない

 

■直観と衝動は別物

 


18.市場の動きに合わせて動的な投資をする

 

■変化に適応することが必要

 

■1回の取引と段階的な取引

 

■マーケットの流れとは反対にポジション調整

 

■動的なトレード手法

 


19.マーケットの反応を見る

 

■ニュースよりもそれを見たマーケットの反応が大切

 

■強気のニュースなのに弱気のサインが出る

 

■悪いニュースでも相場が上昇する理由

 

■最も強気な情報でもマーケットは期待通りには動かない

 

■マーケットの小さな反応を見逃さない

 

■市場に影響しないニュースの価値

 

■水中のバレーボールのような回復力

 

■最強を買って最弱を売る

 

■マーケットの相関関係が手掛かり

 


20.間違いには価値がある

 

■間違いを通じて投資の腕が上がる

 

■自分のしてきた取引を振り返りなさい

 

■すべてを記録することが大切

 


21.見通しよりもどうやって実行するかが大事

 

■下落がわかっていても空売りしないのはなぜか

 

■よりよいオプション戦略

 


22.困難な局面からすぐに逃げ出してはいけない

 

■マーケットの魔術師の中のユニークな視点

 

■すぐに逃げ出さないときがいいときがある

 

■私の資金を守ってくれたシュワルツのアイデア

 


23.トレードを楽しむ

 

■仕事や金儲けのためにやるものではない

 

■好きこそものの上手なれ

 


重要ポイントを復習

 

■ 2つの重要な教訓

まず、失敗は予測できないことだ。
優れたトレーダーでも、キャリアの初めには失敗することがよくあるし、失敗が連続する事も珍しくない。
トレーディングの初心者は、小額の取引から始めることで、レッスン費用を低く抑えるのが賢明といえる。

2つ目は、成功には粘り強さが必要だということだ。
ほとんどの人は諦めて、他の事に目を向ける。
しかし、粘り強く続けない事には、成功できない。
 

■ 絶対的な法則を探してはいけない

「マーケットにはこれだけが正しいという道はない」
トレーディングにただ1つの正解などないのだ。
唯一の本当の回答を求めようとする人は、正しい答えを見つけるどころか、そもそも質問の仕方を間違えている。

唯一のマーケットの秘密や、トレーディングでただ1つの正しい道というものはない。
 

■ 自分に合った手法を使う

トレーダーとして成功する道は1つだけではない。
「トレーディングで成功した人は、自分に合った手法を見つけている」

驚くことに、自分に合っていない手法に自分の個性の方を合わせようと、お金も時間も無駄に使って、一生懸命苦労している人が多い。
 

■ 投資では優位性が必要

資金管理だけでは不十分で、優位性が必要だ。
優位性があるのは、あなたが確固とした方法を持っている時である。
 

■ ハードワークでなければ、投資では成功しない

優れたトレーダーの大部分は、ワーカーホリックである。
常に競争相手よりも十分に準備しておく。

実際には、トレーディングで成功している人はとんでもない働き者ばかりだ。

トレーディングでは、準備にハードワークが必要だ。
しかし、実際のトレーディングのプロセスは楽にできるはずである。
 

■ 最悪のときにどう対処すべきか

1.取引サイズを小さくする>
成績が良くないときは、ポジションを小さくし続ける。
そうすれば、最悪の状態での取引は最小にできる。

2.取引を止める>
取引のサイズを小さくするだけでは、足りないときもある。
下落スパイラルを止める最良の方法は、取引をやめることだ。

負けが続いた時の最良の方法は、さらに頑張る事ではなく、それとは正反対に取引をやめる事だ。
 

■ すべてがうまくいっている時には

負けの連続と正反対に、すべてが信じられないほどうまくいく時もある。
おかしな言い方だが、この時も取引の縮小を考えてみるべきだ。

「大きな損失は、いつも大きな儲けのあとにくる」
 

■ 投資のリスクマネジメント

トレーダーへの最も大切なアドバイスとして、「儲けようとするな。持っているものを守る事に集中しろ」と答える。
銘柄選択や取引方法も大事だが、資金管理の方が重要である。

資金管理の方針の1つに、取引を始める前に自分の見立てではありえない市場動向を想定し、その場合に引き揚げるポイントを先に決めておく事である。

「入る前に出口を決めろ」
 

■ 自分で決めなければ勝てない

大きな成功を収めたトレーダーは独立心が強い。

進む道は自分で決めなくてはならない。
自分のスタイルを守っていれば、結果が良くても悪くても、それはやり方による結果だ。

他人のスタイルを取り入れようとすれば、自分とその他人のやり方の悪いところが重なった結果に終わる事が多い。

大切なのは、どんなに腕が良くて賢い人でも、人の意見に耳を傾けたら、間違いなくひどい結果に終わる。
 

■ 負けもゲームの一部

自信と深く関係しているのが、「負ける事はゲームの一部だ」という考え方である。
負ける事は取引を続けていく過程の1つであり、最終的には勝つために必要な事だと理解しなくてはならない。
 

■ トレードしないで我慢する

いつでも取引しなくてはならないと考えているウォール街の愚か者がいる。
いつも取引したいという衝動に打ち勝ち、本当のチャンスを待つ忍耐強さが必要なのである。

投資は三振のない野球である。
曲がり角の向こうにお金が落ちていて、あとはそれを拾うだけという状況になるまで、じっと待つべきだ。
 

■ 市場に合わせて動的に投資する

トレーディング戦略や手法は状況に応じて適応させる必要がある。
トレーディングで成功している人は、長い間に状況に応じた変化をしている。
 


僕は現在、1日15秒~3分程度の時間で取引を行い、1か月に1時間程度で300万円程度の利益を相場から引き出しています。

一般的な有名トレーダーさんのように四六時中相場を見るわけでもなく【不労所得】に限りなく近い形を実現しています。

幼少期は、普通の一般家庭で育ち、学費の工面も苦労したりと苦しい境遇も経験しました。
親が大金持ちだったわけでもなく、特別な才能があったわけでもありません。

資産も才能も最初からなかった状態からのスタートでも成功できたのです。

お金との付き合い方の部分から学び始め、投資に不可欠な資金管理を実体験と併せて身に付け、
ノウハウで終わらせずに使っているスキルにできたからこそ当たり前のように結果が出ています。

【投資って難しいのでは?】と思う人が多いとは思いますが、
2か月間集中して学習して、

・含み損を消す技能を身に着け
・年利50%を継続して出せる実力を身に着け
・トレード作業は1日3分以下

という、一般の方々から見たらスゴイ!と言われる状態になりました。
我々【Walk in the Market】メンバーからするとすでに当たり前なのですが…。

大した能力もない、お金もない状態だった僕がどうして成功できたのか、
そして、僕が学んできたことの全貌はメルマガからご覧ください。

 

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